目次
トビウオの寿命
詳しい寿命はわかっていません。
目 – 科
ダツ目 – トビウオ科
学名
Cypselurus agoo
英語名
Flying fish
漢字
トビウオ:飛び魚、飛魚
体長
35センチメートル
生息地
南日本、台湾周辺
トビウオの生態&雑学
トビウオは世界で約50種類
世界で約50種類の魚がトビウオ科に属しています。
日本近海には、トビウオ、ハマトビウオ、ツクシトビウオ、ホソトビウオなどをはじめとする約20種類が生息しています。
厳密に言えばこれらは皆別の種類なのですが、大きな胸びれと海面を猛スピードで飛ぶ姿があまりに印象的なためでしょうか。すべての種類をひっくるめて「トビウオ」と呼ぶことが多いようです。
海面を飛ぶ
トビウオの名の通り、海面を飛ぶように滑空します。その姿はもはや魚ではなく、高速で飛ぶ鳥か何かのようです。
⇒トビウオ世界最長飛行記録45秒 – YouTube
自分はこの動画で始めてトビウオの本気を見たのですが、トビウオと言われなければ絶対に魚とは思えないほどの見事なフライングを披露しています。
見事なだけでなく、着水しそうになった時の尾びれを左右にふって体をクネクネする姿には、何とも言えない愛嬌があって、トビウオって案外可愛かったんだなぁ、とこの動画で認識しました。
トビウオが海面を飛ぶ理由
とはいえ可愛いなどと言っているのは人間だけ。
なにしろトビウオが海面を飛ぶのは、シイラやマグロなどの天敵から逃げるためのいわば命がけの逃避行とされているのです。
「ひゃっほ~、お日様が気持ちいいぜ」なんて呑気なこと、トビウオは絶対に思っていません。
ちなみに1回の飛行で飛ぶ距離は約100~400メートル。その時速は50~70キロメートルにもなると言われています。